目に砂

人生の人生

映画感想:ジーサンズ はじめての強盗

アマプラ見放題が終わりそうだったので観ました。年をとっても深い縁の続く友人が2人もいるの羨ましすぎるんですけど!

 

勤め先から年金を打ち切られることになった大親友の高齢男性3人が銀行強盗で生活資金を工面しようとするお話です。

家のローンが払えなくなって娘と孫と暮らす家が差し押さえられそうなジョー、腎臓が悪くて手術しないとまずいウィリー、独り身で切羽詰まった事情はないけれど年金となるはずだったものが会社の負債に充てられることとなってキレたアルの3人はそれぞれの目的のために銀行を襲うことを決めます。練習のためにスーパーマーケットで万引きを試みますが失敗。プロの手引きがいると考え、身内の伝手で犯罪の心得がある人物から訓練を受けます(犯罪者に伝手のある身内?)。念入りなプランニングにシミュレーション、身体のトレーニングを続けてついに迎えた決行日、彼らの計画はうまくいくのかってそれは当然うまくいく話なんですけどね。

孫娘をはじめとした小さな女の子たちがいい子すぎて絶対にムショ入りして悲しませるようなことすんなよじいさんたちって思いました(絶対にそうはならない)。犯罪が題材なので登場人物は悪事こそ働いているのですが、性根が悪党みたいな人物は登場しない(三下みたいなのはいますけど)から気楽な気持ちで観られてよかったです。主人公たちは周囲の人間に恵まれているし、その人たちみんなハッピーな感じで終わるのもいいですね。FBIと銀行は泣き寝入りですが。あと捨て犬が保護されて飼い犬になるよ、最高だね!

 

しかしこの邦題マジでどうにかならなかったのか? なぜ邦題ってダサいのか? 我々のセンスが侮られているのか?